Q3 薬局の漢方薬と処方箋の漢方薬の違いは?
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Q3 | 薬局の漢方薬と処方箋の漢方薬の違いは? |
漢方薬は自分の症状や体質に適しているものを服用することと、必要な量を服用することが大原則です。 薬局の漢方薬であろうと処方箋の漢方薬であろうと、その漢方薬があなたのからだに適している内容なのか、適切な量なのかであります。 それは、あなたがどれだけ漢方医学の知識と経験がある人に相談されたかの問題です。漢方医学を今日まで育ててきたのは一部の漢方専門の薬剤師とごく一部の漢方を愛する医者です。 漢方薬の一部が保険が使えるようになってから、ほとんど漢方医学の知識のない医者が患者さんの要望に応じて使うようになりました。その結果副作用がでて、大きな問題になることがたびたびありました。 新聞には「○○○漢方薬で×××副作用」と報道されます。 これは○○○漢方薬が悪いのではありません。漢方医学に未熟な医者が悪いのです。 いくら良い薬でも、それが不適切に使われれば副作用は出ます。 このことを、一般の人も、厚生労働省も理解していただきものです。この頃「T社」が、医者がだす漢方薬は保険がきいて安く、その上よく効くなどといった宣伝をしていますが、その前に漢方薬をだしている医師の教育を十分にしていただきたいと願っています。 「T社」の宣伝は、国民の健康に目が向いているのではなく、自社の売り上げに目が向いているのではないでしょうか。 繰り返しますが、いかに自分の症状や体質にあった漢方薬であるかと、品質の2点が重要です。 |