◇2013年1月から6月までの不妊治療の妊娠成績のデータです。
~29歳 2人
30歳~35歳 13人
36歳~39歳 20人
40歳~44歳 11人
45歳以上 2人 
 29歳以下の妊娠成績の人数が少ないのは、20歳代で漢方治療を受けられる方が少ないためです。
 この数年の傾向としては、36歳~39歳で妊娠される人が多くなっていますし、40歳以上も増加していますし、45歳以上の方もあります。しかし、データを分析すると42歳を超えると妊娠率は低下しています。不妊外来だけの治療で結果が出ない場合には、早めに漢方療法の活用をお勧めします。                    

2013年8月1日記

◇昨年2012年は妊娠された方が昨年以上に増えましたが、目標としている100人には残念ながら届きませんでした。また、せっかく妊娠されたものの流産された方も数名ありました。100名妊娠されれば平均20人流産すると言われています。高齢になれば染色体異常による流産も増えてきます。これは、避けることのできないことでありますが、母体が原因の流産は不妊治療に於いては起こさないようにしなければなりません。
2013年も一層の不妊漢方療法の技術の向上に励み、多くの方に幸せを感じていただくことを願っています。

2013年1月20日記